高橋久美子さん(タレント)
2011年03月17日

高橋 久美子

地元タレント、尚絅高校出身
熊本のローカルテレビ番組等に出演
 



私学生徒の皆さんへ

 皆さん、始めまして。高橋久美子です。
 私は、テレビ番組のリポーターやイベントの司会、または九州で唯一の国際公認サーキット「オートポリス」で車やオートバイレースの実況などをしています。
仕事を始めて何年か経ちますが、毎日知らない事や、色んな人との出会いに刺激的な毎日を送っています。

 しかし、実は今でもこのような仕事をしている事を不思議に思う時があるんです。
中学校までの私は、チャレンジはするけど冒険はしない堅実派?でした。
石橋をたたいても渡らない事もあるくらい(笑)。
そんな私がナゼ何の保証もない夢に向かって踏み出せたのか?そして近づけたのか?
人生って「何がどうなるか分からないなぁ(笑)」と、自分を見ていて思います。
少しでも、これから社会に羽ばたいていく皆さんが、目標や夢に向かっていくための栄養になれば!という思いを込めてお話させていただきます!! 

 最初は保育士を目指していたのですが、縁がありリポーターや司会を目指している人達に出会い「こんな世界があったんだ!」「しかも、こんな身近に目指している人がいたんだ!」という衝撃を受けました。
それからリポーターに惹かれるようになり、無意識にそれらの仕事に関する情報を集めるようになったんですが・・・何だか恋愛と同じですね。
それから紆余曲折あって、今の仕事に結びつく訳ですが、今、改めて振り返るといくつかのポイントが浮かび上がってきました。

 まずは、この仕事を知ったきっかけでもある「出会い」
出会い=世界の広がり
自分の想像だけでは計り知れないくらいたくさんの情報や世界があります。
今はネット社会で過剰なくらい情報があふれていますが、やはり生の声を聞いたり、自分で確かめた情報はリアル感が違います。
いかに多くの人・モノに出会うかによって、視野の広さはもちろん、将来の選択肢の数も全く違ってくると思います。
出会いは無限大
これから色んな出会いが待ち受けていると思いますが、一つ一つを大切に色んな世界に出会えると素敵ですね!!

 二つ目は「勢いと勇気」です!!
人は、大小様々ではありますが、常に何かを選択しながら生きていると思います。
しかし、その一歩がなかなか踏み出せない時もあるんですよね。
そして、足踏みしている間にタイミングを逃してしまったなんて事も・・・。
そんな時こそ思い切って踏み出してみる事で、自分でも気づかなかった可能性を発見したり、何かを変えるチャンスだと思っています。
正に、私自身がそうでした!
踏み出した結果、素晴らしい出会いとタイミングに恵まれ、周りの皆さんのおかげで、今の仕事に繋がる事ができました。
正直、何の保証もなく不安もありましたが、一度しかない人生、後悔したくありません!勇気を出して本当に良かったと思っています。
あの時試しておけば上手くいってたかも・・・?と、やらずに後悔するより、試してみた方が結果ダメだったとしても納得がいくし「よし次だ!!」という気持ちの切り替えもできます。
とにかく、どちらか選んで踏み出してみない事には可も不可もわかりません!
「勇気を持って挑戦してみる勢い!!」って何より大事だなぁと、いつも感じます。
私も、もっともっと勇気が欲しいです!!

 そして、三つ目は「自分を信じて続けてみること」です。
目標に向かって頑張る中で、諦めたくなる事は誰にでもあると思います。
私は、リポーターの仕事をしたいという目標を定めたものの、近づくまでにずいぶん遠回りをしました。
なかなか上手くいかず「もう無理かも」「縁がないのかなぁ」と自信を無くし、挫折しそうになった時があったんですが、その時救ってくれたのが部活で学んだ忍耐力とある言葉でした。
中学からテニス部だった私は、進学した高校が強豪高だと知らずに入部したため、球拾いからのスタートに・・・
なかなか試合にも出られず、影で悔し涙を流す時もありましたが、その姿を見ていた両親がかけてくれた「諦めるのはいつでみできる」という言葉。そして「もう充分だと思っても、とにかく続けてみる事。続けていると必ず何かに繋がっていくから。」
という先生の言葉に励まされ、卒業までやり遂げる事ができました。
 そして、やると決めたからには練習の他にも何かできないか?と考え、基本となる体力をつけようと決心しました。
毎日、朝練・夕練をしながら、約1時間かけての自転車通学と自主トレを始めた結果、雨の日の練習の一つである階段ダッシュはテニス部三学年でトップタイ ム、苦手だった体育の持久走もクラスで上位と、みごとに体力アップを達成でき、更に、気付けば試合にも出場できるようになっていたんです!!
その時の頑張りは自信に繋がりましたし、部活を通して出会った先生や先輩、そして両親に学んだ言葉は、今でも私を支える大きな柱の一つです。
 それからもう一つ部活を通して学んだ事があります。
それは「人と比べすぎず、自分を認め信じてあげる事」。
悔しさ・もどかしさを感じるという事は、まだ自分を諦めていない証拠です。
素敵な人と比べて落ち込んでいても何の進歩もありません。
まずは、「短所も長所も全て誰も真似できない自分だけの個性だ!」と自分を認めてあげる事。
つい無い物ねだりをしがちですが、誰でも良いトコロは必ずもっているはず。
私は私。という自分のペースを大切に、周りのペースも感じられたらBESTですね!
私自身も大切なテーマにしていきたいと思っています。

 私がこれらの事を学んだり、意識し始めたりしたのは、出会いが増えた高校時代です。
地元で過ごしていた中学校までと違い、世界も広がり、大人への階段を意識する重要な時期でもあります。
そんな時期を、厳しいけれど暖かく見守ってくださった先生や、一緒に様々な事を経験し乗り越えた先輩や仲間達と過ごせて本当に良かったと思っています。
出会う人や環境で、それからの人生が左右される事は大いにあると思います。
最近気付きましたが(笑)自分は自分の人生のプロデューサーだなぁって。
同じ一生を過ごすなら楽しまなきゃ損です!!
楽しい人生を作るには、そこに繋がる何かをたくさん見つけたもん勝ちですよね!
高校も、学校によって校風や学べる事など様々です。
今、自分は何に興味があって、これからどんな事をしてみたいか?など確認して、魅力ある高校を選び、充実した高校生活を送ってください!!

偉そうな事を書いたからには私も頑張ります!!

高橋 久美子