第9講 熊本へ 
2013年12月03日
  
 2008年の1月。61歳の時です。ちょうどその頃、熊本県知事の潮谷知事が続投はしないという話があって、私のところに「知事にならないか。知事選に出ないか。」という話がありました。また、家族・友達・弟子達・同僚みんなに相談しました。「熊本県知事の選挙に出ないかって言われてるけど…。」と、そしたら全員反対。でも私は止められると、挑戦したくなるんです。そして、何の為に私は政治学を勉強してきたんだろう、と考えました。そうしたら小さいときの一つ目の夢は、「牛を飼いたい」という夢。二つ目の夢が「小説家になりたい」という夢。そして、三つ目の夢が「政治家になりたい」という夢。この夢があったからこそだと思いました。ハーバード大学で博士コースに行って、その後ずっと政治学の研究をしてきた。だから研究の成果、勉強の成果を政治に、政治家として還元すべきだ、そういう結論だったんです。
 それで2008年の1月28日、61歳の時に知事選に出ることになって、そして皆さんもご存知のように、今は知事になって、皆さんの前に立っております。これが簡単に言う66歳の私の歴史です。